2012/05/02

Patagonia M.A.R.S. STRETCH MICRO-BURST PANTS

連休突入から一気に暑くなりましたね~。

湿度も上がったせいか、薄手の物を着ても蒸れを感じます。

Tシャツにジャングルファティーグなど引っ張りだして合わせてみましたが

暑くて結局Tシャツ1枚で過ごしておりました。


Patagonia M'S STRETCH MICRO-BURST PANTS-SPECIAL

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先日M.A.R.S.のLEVEL4である GUIDE PANTS の記事を書きました。

今回は透湿防水素材を用いたLEVEL5となる STRETCH MICRO-BURST PANTS です。


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Patagonia 独自の透湿防水素材である H2No が使用されています。

H2No は3層・2.5層・2層と種類がありますが、こちらには2.5層が採用されています。

耐久性よりも軽量・収納性が優先されているのですね。

GORE‐TEX Paclite を採用したAPCUCWLS同様、折畳むとコンパクトに収納できます。

生地の質感はこちらの方が柔らかく、ガサゴソという擦れ音は少なめです。

表側はちょっとテカリ気味の細かいリップストップ生地になっています。

STRETCH と品名に入っていますので素材としては多少はストレッチ性が有るのかも。

穿いた感じとしてはソフトシェルの様な伸縮性は有りませんが、多少は伸びてるのかな?

という程度の伸びは感じられます。

ハードシェルにしては比較的細目なデザインなので

控え目な伸縮性でも動き易さへの貢献度は大きいと思います。


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膝とお尻の部分には補強の素材が貼られています。

また裾の内側には補強のエッジガードが貼られています。

補強部はナイロンにゴムっぽいコーティングを施したような素材が使用されています。

右足の太もも部分には防水ファスナーで開閉するポケットが設けられています。

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太ももポケットの防水ファスナーを開けた所。

マチは有りませんし小さ目ですが、ハードシェルはポケット自体が無い物も多いので

付いているだけでもありがたいですね。


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取り外し可能なサスペンダーを標準装備しています。

ベルトループは有りません。


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背面には幅広のエラスティックバンドが入り、ウエストのフィット感を上げています。


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フロントファスナーはダブルスライダー付き。


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パンツのサイドはダブルスライダーの防水ファスナーで、フルオープンに出来ます。

スライダーは上下に有り、一番上で左右の連結を外す仕様になっています。

最上部はベルクロ留めで、サイズ調整出来るようにメス側は長くされています。


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裾にはゴムのドローコード入り。

パラコードを通して簡易なゲイター機能を持たせる為のナイロンタブも付いています。


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サイドをフルオープンにした状態。

内側の縫い目部分にはシームテープが貼られています。

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生地内側の表面にはこの様な模様が全面に立体的に入れられております。

表面を凸凹させる事で肌への貼り付きを抑え通気性の確保を図っているものと思います。


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こちらのパンツとペアになるジャケットは RAIN SHADOW JACKET になると思います。

今回も情報を探してネットをウロウロしてみました所、下の写真を見つけました。

PatagoniaのM.A.R.S.はAFSOC (Air Force Special Operation Command) において

2006~2007年頃に支給されていたみたいですね。

そうかと思って上の紙タグを見ると、下の方に 2006 Patagonia, Inc の表記を見つけたり。

Afsoc1_2
こちらの写真の真ん中辺りに写っているお二人が

こちらの有名な写真に写っているお二人の様です。
Afsoc2

お二人とも上は RAIN SHADOW JACKET を着ている様です。

左の方のパンツは GUIDE PANTS みたいですが、右の方のパンツは分かりません...。
















 

2012/04/18

東海村JCO臨界事故

1999年の9月30日に起きた東海村JCO臨界事故。

当時何か大変な事が茨城県で起きたらしいという事をニュースで見たのは憶えていますが

実は東海村の場所すら良く知らず、原子力に関する知識も関心も薄かった私は

避難が解除され表面上の騒ぎが収まると注意も薄れ、そのまま忘れていました。

今頃になって関心を持ったのは、やはり福島の影響である事は間違いありません。

     

Jco_rinkai_jiko

青い閃光 「東海臨界事故」の教訓

こちらは2000年に中央公論新社より刊行された単行本

「青い閃光―ドキュメント東海臨界事故」が文庫化された物です。

今年1月の発行に際して、福島の件に言及した文庫版あとがきが追加されています。

臨界事故が発生した経緯、その後の収束までの対応が様々な視点から記述され

また事故の背景や原子力開発の歴史、現在の原子力を取り巻く政官財の構造など

表層的かもしれませんが比較的淡々と分かりやすく説明されている本だと思います。

朽ちていった命 被曝治療83日間の記録

こちらも2002年に岩波書店より刊行された単行本

「東海村臨界事故 被曝治療83日間の記録」が文庫化に当たり改題された物です。

臨界事故で大量に放出された中性子線により被曝した作業員の方々へ

前例のない治療に当たった医療現場の奮闘と葛藤が多くの証言と共に綴られています。

   

上記2冊は現在普通に流通している本ですので、入手は容易です。

   

東海村の臨界事故は、福島第1原発の事故とは起きた背景も内容も大きく異なります。

しかし起きた事故そのものに関しては、「想定外」という言葉を用いるのであれば

こちらの方こそよほど「想定外」の事態だったのではないかと思ってしまいます。

この事故を契機としてその後様々な事故対応の体制が作られましたが

国民側から福島第一原発での事故対応を見る限り、有効に機能した様には見えません。

JCOは東電と同じく民間の施設ですが、事故の概要が明らかになるにつれて

東海村の原子力関連研究機関が総力を上げて事態の分析と対応を検討し

具体的指示を出すことで翌日早朝には危機的な状況を脱する事が出来ました。

翻って福島の場合はどうであったのか。

大震災によるインフラ崩壊の状況下では単純に比較する事は出来ませんが

関連するプロフェッショナル達が総力を上げて対応する事が出来ていたのかどうか。

政府がきちんとそれをバックアップする事が出来ていたのかどうか。

これ程広範囲に甚大な被害を与える事態へと至る前に、出来た事は無かったのか。

       

震災当日の夕刻、真っ暗な街を車で走りながら情報を求めてラジオを聞いていた私は

原子力発電所で異常事態が起きている事を聞いて鬱々とした気持ちになっていました。

しかし心の何処かで、日本の誇るプロフェッショナル達が対応に当たっているのだから

素人が想像する様な最悪の事態になる前に、何とか食い止めてくれるだろうという

それまでの日本を根拠とした楽観的な期待感も持っていました。

しかしご存知の通り、残念ながらその期待は次々と潰されていくことになります。

  

ひとたび起これば大きな大きな犠牲を払う事になってしまう原子力事故。

起きてしまった事故を元に戻すことは出来ません。

せめて糧として活かし次に備えるという事が本当に出来ないのであれば

それは我々が扱うべき物では無いのかもしれません。

東海村の臨界事故では、バケツの使用といったキーワードが大きく取りざたされ

その原因が余りにも想定外であった為に、却ってそこばかりに注目が集中してしまい

対策を施せば起こり得ない類の事故として扱われることで、事故自体への対応技術を

開発する方向へは意識が向かうことが無かった様に見受けられます。

この時出現した、何の遮蔽物も制御装置も持たない”裸の原子炉”での臨界を止める為に

やむなく被曝を覚悟して突入せざるを得なかった決死隊の人々の事を重く受け止め

形は違えど将来起こり得る事態として、放射線に対応出来る遠隔ロボットや機材類

また防護服等の開発に注力し対応力を上げる契機にしていれば

福島での初動においてもまた違った結果が有り得たのではないかと考えてしまいます。

   

『 原子力防災の施策の中で、人命軽視が甚だしい。

 現場の人間として、苛立ちを感じている。責任ある立場の方々の猛省を促したい 』

   

朽ちていった命 より

亡くなられた作業員の方の治療に当たった前川医師の会見での言葉。

     

    

    

    

    

    

    

2012/04/10

PARKA, NIGHT CAMOUFLAGE, DESERT

夜間にナイトビジョンから見られ難くする効果が有るというナイトカモパーカー。

結構コアなアイテムだと思うのですが、検索してみるとあまり情報が無いんですねコレ。

ウロウロしていても結局写真を見つけるぐらいの事しか出来ませんでした。

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1 3

現在検索すると出てくる写真は特殊系の方達の物が多いのですが

別段特殊部隊向けの特別な装備という訳では無くて

一般部隊へ支給される物を特殊部隊でも使用していたという事みたいですね。

      

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最初に街中で見掛けた時は、面白い柄の服だなと思った程度でした。

近くで見るとなかなかPOPな柄なので、初見では真剣に考えた迷彩だとは全く思わず。

Parka_night_camoflage_desert_2

素材はNYLON 50% COTTON 50% 。

もっとペラペラなのかと思っていましたが、意外としっかりした生地でした。

腰の部分と裾にはドローコードが入っており、絞る事が出来ます。

ディティールは簡略化されていますが、形自体はM‐51パーカーと良く似ています。

Parka_night_camoflage_desert_3

パーカーの内側にはライナーを付ける事も出来ます。

M-65のジャケットやパーカーなどと同様のキルティング物ですが、共用ではなく専用品。

パーカーの腰の位置にあるフラップは、フラップだけで中にポケットは無く

貫通式となっており、ライナーにもその部分が貫通できる様に穴が開けられています。

Parka_night_camoflage_desert_4

フードもM-51パーカーと同様に一体式、収納も出来ません。

縁にドローコードが入っている以外に調整は付いていません。

大きさもさほど大きくはないので、ヘルメット無しで使用するのに丁度良さそうです。

Parka_night_camoflage_desert_5

袖口はゴムで絞ってあるだけの簡易な物。

上から羽織る服なので、袖その物は結構太目な造りです。

Parka_night_camoflage_desert_6

パーカーとライナーはきちんとサイズが合っているのですが

ライナーの一番下のボタンホールと、パーカーのボタンの位置が結構ズレています(笑

一番下の裾部分ですので留めておかなくてもさして支障はありませんが

後で気が向いた時にでもボタンを付け直して位置を合わせようかなと思っています。

     

     

     

     

     

     

     

2012/04/06

Datrex White Ration 2400

冬物衣料が大好きな私でも、そろそろ春が来ても良いんじゃないかと思う今日この頃。

春と冬のせめぎ合いは例年の事ですが、今年は両者がっぷり四つでエキサイトした挙句

先日のように異常に発達した低気圧を生みだしたりするのは困りもの。

何やら自然現象が年々過激になっている様な気がします...。

    

昨年の今頃はまだ大きな余震に毎日のように襲われていて

停電や燃料不足や食料品の不足、原発事故の恐怖等で

とにかく毎日が不安との闘いという様相を呈していました。

(麻痺してしまっただけで、今でもあまり状況は変わっていないという気もしますが)

そんな中でまた来るかもしれない災害に備え、米軍のMREを備蓄食料として入手。

2012年8月検品のケース未開封品で、保管状態を表すシールもFRESHな奴でした。

このMREは1年経った現在でもそのまま保管しており、状態もFRESHを維持しているので

まだもうしばらくは非常用備蓄食料として役に立ってくれそうです。

しかし個人用としては十分でも、家族が居る場合は量においてちょっと不足気味。

追加で入手出来る新しいMREが無いか探してみたのですが、これがなかなか難しい。

未開封で保管状態の良いケース入りってあまり出まわっていませんね。

現在より1年前の方がMREは入手しやすかったというのが、ちょっと不思議です。

ebayでも探してみましたが、保管状態が不明である物が多くてちょっと怖いのと

重量がかさみ送料が非常に高くなるので、とても合理的とは言えず断念。

  

で、その時に別の非常用保存食を見つけました。    

Datrex_white_ration_2400_1

米国のDATREX社製のEMARGENCY RATION。

ひとつひとつ個包装されたレーション12個が、アルミパックで真空包裝されています。

これで成人1名2日分の必要なカロリーと栄養素が摂取出来る様になっています。

メーカーの商品説明をざっと訳してみると

・1パッケージ当たり2400キロカロリー。
・高いエネルギー値/そのまま食べられます。
・喉が乾きにくい。
・小型、軽量。
・すべて天然成分で出来ています。防腐剤は入っていません。
・食べやすいココナッツ風味。
・1パックの重量は500グラムです。
・配給を容易にするために個包装されています。
・米国沿岸警備隊、カナダ沿岸警備隊、他で承認されています。
・NSN 8970 0154 77776
・5年間の貯蔵寿命。

となっています。

他に3日分3600キロカロリーがパックされた製品も有るようですね。

こちらも重量がかさみ送料が高くなるので、個人での取り寄せは止めましたが

国内で探してみた所普通に販売されており、オークションでも見つける事が出来ました。

Datrex_white_ration_2400_2

裏側には上記の様な成分表示が有ります。

・カロリー 200キロカロリー
・タンパク質 3g
・炭水化物 27g
・ナトリウム 0.18%(?
・総脂質 9g

うーんSatって何でしょうかね?

ビタミンとかも入ってるみたいですが、何やらよく分からず。

   

出品者の方が試食用にバラでレーション1個を入れてくれていました。

写真を撮っておくべきだったのですが、ちょうどお腹が空いていたので...。

レーションは市販のクッキー1枚ぐらいの大きさで、見た感じも色はクッキーぽいかな?

クッキーを一度粉砕し細かい粉状にして、ギュッと圧縮して再度固めたような印象。

口に入れると崩れて粉粉になりますので、水が欲しくなるかな?と一瞬思いましたが

意外にも水分を吸い取られるような感覚にはならず、適度に唾液が分泌されてきて混ざり

食べている間も水が欲しいと思うような事はありませんでした。

味はそのまんまな印象ですが、輸入物の外国のお菓子を食べている感じで

この手の物で想像する様な、仕方なく無理やり食べる物という感じではありません。

   

MREの様な料理では無いので、連食すればすぐに飽きると思いますが

長い保存期間(5年)と幅の広い保存温度(零下~50度まで大丈夫とのこと)

圧縮され保管スペースも小さくて済む事など、”備え”としての能力は非常に高いですね。

     

     

     

     

     

2012/03/25

BELLEVILLE 950 MCB (MOUNTAIN COMBAT BOOT)

以前にUSMCの採用した山岳用ブーツであるMCWBについて書いた際に

ARMYの山岳ブーツについても少し触れました。

アフガニスタンへ展開する部隊へ急遽調達されたDANNERのCOMBAT HIKER。

(供給能力の関係か、DANNER以外にWELLCOやBATESでも製造が行われた様です)

Danner_combat_hiker

現地での実用で得られたフィードバックを基に、正式な山岳用ブーツの開発要求が出され

応じた3社によってコンペティションが行われました。

その結果採用されたのが

75

BELLEVILLE 950 MOUNTAIN COMBAT BOOT

 

ちなみにコンペで競合した他の2製品は、コンペ後すぐに一般への販売が始まりました。

Danner_ich_3

Danner ICH Olive Military Boots

(DANNERではこちらの販売開始に合わせてCOMBAT HIKERは販売終了した模様。)

Welco_m776_2

Wellco Mojave Hybrid Combat Hikers

 

BELLEVILL 950 は軍への納入が優先された為だと思いますが

一般販売がなかなか行われず、最近になってようやくオーダーの受付を始めたようです。

950 - MOUNTAIN COMBAT BOOT

各社出揃った価格を見ると、採用の理由が分かるような気がしたりしなかったり(笑

それにしても、ミリタリー用となるとやはりハイトは高目になるのですね。

 

またGORE-TEXを採用しないHOT WEATHER用の山岳ブーツにおいても

BELLEVILLEの

76

990 - HOT WEATHER MOUNTAIN COMBAT BOOT

が採用されているみたいですね。

WELLCOも採用されている様なのですが、メーカーのサイトには見当たらず残念。

 

*** 追記 ***

検索していたらとりあえず写真を見つけました。

Wellco_m760_hot_weather_combat_hi_5


Wellco M760 Hot Weather Combat Hiker

これは...BELLEVILLEより格好良いかも。

*** 追記終わり ***

 

 

 

と言う訳で、950の入手はつい最近まで ebay での出物を探すしか無かったのですが

出てくるサイズは 11 とか 12 とかの、どこの巨人が履きますか?というサイズばかり。

たまに出てくる私のサイズは競争が激しくて競り負けたり

慣れないebayで入札自体に失敗したりと、昨秋からシタバタとしていた割には

どうにも入手に縁が無い状態が続いておりました。

Belleville950_mcb_1

でも地道にやっていれば、縁結びの神様も仕方なく微笑んでくれるものです(笑

ようやく海を渡ってやってきてくれました、私のBELLEVILLE 950。

 

海外の掲示板で重いという感想を見掛けたので、ちょっと覚悟をしていたのですが

確かに最近のトレッキングシューズの様な、驚くほど軽いという類の靴ではありません。

でもブ厚そうなソールの印象から想像していたよりは、ずっと軽いと感じました。

全体的に軽く柔らかい履き心地で新品状態でも最初から歩きやすく

ゴツゴツした登山靴というイメージを持っていた私は拍子抜けしたぐらいです。

まだ試し履きでちょっと歩いてみただけの感想ではありますが。

 

Belleville950_mcb_2

アッパーの革は表革を起毛させたヌバックが主に使用されています。

レースは普通のコンバットブーツよりも太目でやや弾力の有る物が採用されており

レースの通る部分がフラットなレース金具と相まって、滑りはあまり良くありません。

なので出先での脱いだり履いたりはちょっと億劫になります。

痛みやすい外周周りには厚手のラバーがぐるりと貼られています。

ブーツのトップが斜めにカットされて、ふくらはぎ側のハイトが低くなっているのは

USMCのMCWBと同様の処理ですね。

Belleville950_mcb_5

頂部の足首回りとトングの内側は薄目で非常に柔らかい革が使用されていて

内部には厚目のフォームパッドが入れられており、優しく足首を包んでくれます。

またその下のくるぶし部分にも、包み込む様な形でフォームパッドが入っています。

底にはポリウレタンフォーム製のインソールがセットされています。

これは普通のコンバットブーツと同様のシンプルな物なので

お好みでもっと高機能な物へ交換するのも良いかもしれません。

ライニングには定番のGORE-TEXが使用されています。

Belleville950_mcb_4

後ろから見た所。

踵を覆う位の所までラバーが貼られています。

Belleville950_mcb_3

アウトソールはVibramのBifida。

DANNERのCOMBAT HYKER、そしてICHでも引き続き使用されているソールです。

シャンクも入っている様ですが、どの様なタイプの物なのかはよく分かりませんでした。

 

あーどこかへ歩きに行きたいな!

 

 

 

 

 

 

2012/03/19

Act of Valor 6.22

前回の記事は何時頃だったかと探した所、昨年の10月だったんですねえ。

  

先月米国で公開され、初週の興行収入で1位に躍り出るなど

良いスタートだったせいか、やっとこ日本での公開が決定したAct of Valor

6月22日という事で、あと3ヶ月の我慢ですね。

日本で興行的なヒットを期待する類の映画では無いとは思いますが

何はともあれ観られる事になって良かった良かった。

  

  

  

  

  

2012/03/13

ECWCS GENⅢ LEVEL3

ECWCSのフリースジャケットと言えば、素材にPOLARTEC CLASSIC300 を使用した

ブラックフリースがつとに有名で、今年の冬も実用着として一番活用しておりました。

ECWCS GENⅡ世代まで使用されていたCLASSIC300は、GENⅢへの移行に際して

Thermal Pro High Loftへと変更されます。

Thermal Pro はCLASSIC300に比べて大変軽く柔らかく伸縮の良い素材となっており

インナーの保温層として着た場合、厚手のフリースを着ているという感覚が少なくて

非常に動き易く、それでいて保温力もCLASSIC系に負けないレベルを持っています。

伸縮性が高いので体にフィットするデザインでも窮屈にならず、その為フリースと体の

密着度を上げる事が出来る点が、高い保温力にも貢献しているのではないでしょうか。

その代わりと言っては何ですが、どうも感覚的な素材のタフネスさという点においては

CLASSIC300よりも低い印象ですので、アウター的に着る場合にはブラックフリース、

インナーとして着る場合にはThermal Proという棲み分けが私的には出来ています。

      

JACKET, FLEECE COLD WEATHER (GEN III)  TAN

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今までのUCP (Universal Camofllage Pattern) の他に

OCP (Operation enduring freedom Camouflage Pattern = Multicam) 迷彩が追加された

現在のECWCS GENⅢ。

LEVEL3についても、OCPに対応するTANカラーが登場しました。

以前のブラックフリースからは素材の違い以外にも多くの仕様変更が行われています。

・肩の補強ナイロンがラグラン袖の縫製ラインに合わせた形となり胸の部分を省略。

 (通気性を優先したのかも?)一方襟の外側には補強ナイロンを追加。

・胸にネームテープと階級章を貼る為のベルクロが追加された。

・脇下のビットジップが廃止され、代わりにPower Dry Grid Freeeceをパネル状に使用。

・袖先のマチ及びベルクロによる調整機構が廃止。

・腰のポケットはジッパーが廃止され完全にハンドウォーマー化。

・フロントジッパーのダブルスライダーは省略され通常のシングルジップに。

・裾のドローコード廃止。

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こちらのサイズはXSMALL-SHORT。

ADSのGENⅢタブと契約番号入りのラベルが付いた正規品です。

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内側上部にはエラスティックで口が絞られたメッシュポケットが左右に有り

下部は腰ポケットの内袋となっています。

ここのストレッチ生地は相変わらず毛玉が出来やすい素材ですね。

マークとロゴのみの小さ目のPOLARTECタブがメッシュポケット下部に付けられています。

    

Thermal Pro については以前に購入したCaabela'sのフリースを2シーズン使用してみて

その着心地の良さに感心し、真冬の保温層としてお気に入りになっております。

しかしちょっとした問題がありました。

私は放出品衣類の着丈については、REGULARを着るのが基本になっています。

今回あえてSHORTを入手した理由は

Ecwcs_gen3_l3_ocp_4

OTTEのALPINE JACKET にCabela'sのプルオーバーフリースを合わせると

この様にジャケットの裾からインナーが飛び出してしまうのです。

これはECWCSやPCUよりもOTTEは着丈の設定が短いから、という単純な理由。

ですのでECWCSやPCUに合わせて作られたインナー類を合わせようとすると

どれも飛び出す結果になるという、地味ながら困った話。

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そこでSHORT丈の存在するGENⅢ-LEVEL3を試してみようと、出物を探しておりました。

合わせてみた所、ご覧のとおり何とか着丈の中に収まってくれたのでした(嬉

        
        

      

JACKET, FLEECE COLD WEATHER (GEN III)  FOLIAGE GREEN 

Ecwcs_gen_level3_fg

UCPに合わせたFORIAGE GREENのGENⅢ LEVEL3。

こちらはGOODWILL製で多分PXでの販売品ではないかと思います。

胸のベルクロは最初から付けられていない模様です。

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こちらのサイズはSMALL-SHORT。

Ecwcs_gen_level3_fg_2

各部の仕様はTANと同じです。

胸の内ポケット部分におなじみのPOLARTECのラベルが付いています。
    
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ちょっと見辛いですが、フロントのファスナーにはYKKのVISLONが使用されています。

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契約番号は無く、NSNのみ。

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で、こちらも同じくFOLIAGE GREEN のALPINE JACKETに合わせるインナーとなりました。

      

SHORTの場合、当然の事ながら袖丈も短くなりますので

着丈の都合だけ考えて選択するというのは、本来芳しい事ではありません。

しかし元々袖丈がやや長目に設定されている(私にとっての話ですが)ジャケットなので

明らかに袖が短い!という事はありがたい事にありませんでした。

インナーですから、多少寸足らずになったとしても外見的には見えませんし...。

      

ところで上で出てきたCabela'sのプルオーバーフリース、廃版になったみたいですね。

安くて良かったのになぁ...(泣

      

       

      

      

      

       

      

      

2012/03/11

あれから

1年が経過しました。

ここ数日はテレビでも様々な震災関連の番組が流されています。

改めて今回の震災の被害の規模そして範囲の大きさ、深刻さを思い知らされます。

 

津波の被災地域ではない私の生活圏では、日常の生活は以前の状態に戻り

ともすれば震災を過去の出来事として考えてしまっている自分に気が付きます。

しかし実際に津波に襲われた地域を訪れると、何もまだ終わっていないという事

そして気の遠くなるような果てしのない道のりに被災した方々が相対させられている事

それに対して個人が出来る事のあまりにも小さい事

それでもひとつひとつ出来る事を片付けていくしかないという事

本当に様々な現実を目の当たりにする事になります。

そういった意味では、この1年という通過点を節目と呼ぶ訳にはいかないと感じます。

”震災後”ではなくまだ震災は続いているんだと、意識をし直す機会として

今日は心静かに過ごそうと思っております。

 

改めまして、東日本大震災で被害に会われた方々に心より哀悼の意を表させて頂きます。

がんばろう、日本!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012/03/01

CVC COVERALLとA2CUの統合

84--REQUEST FOR INFORMATION, improved Combat Vehicle Crewman Uniform & Army Aircrew Combat Uniform Consolidation

Army Interested in Consolidating iCVC and A2CU

 

以前記事にしたCVC COVERALLA2CU を統合しようとする動きが始まっている様です。

(Improved版カバーオールの事を iCVC と呼ぶのですね、初めて見ました)

Improved_coverall_cvc_a2cu

上記記事の時にも書きましたが、やはり CVC COVERALL は高温地帯では暑いみたいで

Soldier Systems の記事に付いているコメントでも、ストライカーの搭乗部隊で独自に

予算を承認させて A2CU を導入した、というような話が書かれています。

CWU-27/P で同様の問題を抱える空軍では、輸送部隊やヘリ搭乗員については

A2CUと同様に民間(MASSIF?)で開発されたFR素材の上下を支給しているみたいです。

現在の両服よりも通気性が良く、軽く、丈夫な服を目指すという事で

様々なメーカーが開発に名乗りを上げるのか、MASSIFの一人勝ちになるのか

またワンピース/ツーピースのどちらへ統合されるのか、などなど興味深いですね。

個人的には非常に個性的な仕様のCVCカバーオールが大好きなので

消えてしまうとすればちょっと残念ではありますけれど。

 

 

 

 

 

 

 

2012/02/27

COAT, COLD WEATHER, MAN'S, FIELD              1972 3rd MODEL

寒い日が続いておりますが、日中の日差しには春の気配が漂い始めています。

そろそろ、これをライナー無しで着るのに具合の良い陽気になりそうですね。

    

M65_1972_3rd_1

M-65の3rdモデルです。

(M-65の各モデルについては、MASHさんの資料ページをご覧下さい)

アルミ製ファスナーからブラス製ファスナーへと変更され

袖口のマチが廃止されたのが2ndモデルから3rdモデルへの主な変更点。

今回のM-65の契約年度は1972年で、3rdモデルとしては初期の物となります。

    

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ライニングはいわゆるグレーライニングと呼ばれる物。

今回の物は着用感が少なく、ライニングも色落ちの無い元の色に近い状態だと思います。

MA-1もそうですが、私はこの表裏ではっきりとしたコントラストに惹かれてしまうのですね。

”ウラジミール・グレースキー” を名乗る程ではありませんけれど(笑

    

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特徴的な、黒化処理されたブラスのファスナー。

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こちらは未使用1982契約品のプレーンなブラスファスナー。

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そしてこちらは古着1974年契約品のプレーンなブラスファスナー。

経年で表面が良い感じの飴色になっています。

この色何とも言えず良いですよね~♪ 渋くて私は大好きです。

    

黒化処理はMA-1やL-2B等のフライト系のブラスファスナーにも施されています。

同じ頃のヘリパイシャツやCVC等、同様の黒化処理されたファスナーは

他の陸軍の衣料品でも使用されており、特に特別な存在という訳でも無いと思います。

しかしM-65に関しては3rdモデルの初期の一部に使用されただけで

その後の3rdモデルにはプレーンなブラス地のままのファスナーが使用されています。

使用に伴い徐々に処理の皮膜が剥げて、地肌が出てきてしまうので

結局不要という結論になったのかもしれませんが、それは他の衣料品でも同じ事ですから

M-65だけ採用を止めた理由というのが良く分かりません。

飴色になったブラスファスナーは格好良いとは思いますが、新品の時はピカピカの金色。

アルミ製と同じぐらい目立ちますので、戦闘服の被視認性という意味では

黒化処理されたファスナーの方が優れているのは間違いがないと思うのですが。

実際コイル式の樹脂ファスナーになった4thでは目立たないOD色が採用されていますし。

黒化処理の有無で価格が大きく違うのかな?  

それともブラス地のままの方が都合が良い理由が何か有ったのでしょうかね。

うーん、面白いですね。

M65_1972_3rd_5

フロントのファスナーも黒化処理されたブラスファスナー。

メーカーは両方共SCOVILLです。

    

M65_1972_3rd_6

洗濯したのでちょっとシワが入りましたが、印字がクッキリとした綺麗なラベル。

まだ分割式のラベルです。(下のラベルは撮り忘れました、スイマセン)

MA-1もそうですが、スペック改訂前後の辺りってちょっと面白い物がありますね。

    

    

    

    

    

    

    

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