2016/09/26

BEYOND CLOTHING PRIVATE RESERVE - OUTLAW JACKET

さて、先日のセールで仕入れたネタでございます。

というか今だに絶賛セール中なのでありまして、こういう一年中閉店セール的な売り方は

セール期間を真に受けて買った客からすれば、馬鹿にされた様で気分は良くないですね。

破格で手に入るのですからまあ、怒る事でも無いのですが(笑

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PRIVATE RESERVE シリーズは、ミリタリー向けではない街着の製品ラインみたいです。

(既にリンク切れになっているのでいつまで表示されるか分かりませんが → 紹介ページ

男性用以外に女性用も用意されていますが、叩き売り後に新たな製品が登場するのか

それとも製品ライン自体廃止なのかは分かりません。

何か ”MASSIF COLLECTION” を思い出させる流れですねえ...

品物的には伝統的なアメリカンスタイルにインスパイアされた、という説明文のとおりで

デザインにはデニムジャケットの様なディティールが取り込まれています。

ポケットは胸に左右2個、腰部にも左右2個、全てファスナー開閉になっています。

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前身頃内側は胸ポケットと腰ポケットの内袋で全面メッシュ貼りになっています。

例のごとく通気口と兼用という感じですね。

フロントはシングルスライダーのファスナー開閉で、ホック留めのフラップが付いています。

ミリタリーのゴツいドットボタンではなく、普通のホックボタンが使用されています。

ファスナーはポケットを含めて全てYKKのVISLONでした。

樹脂製ではありますがコイル式を使用しなかったのはデザイン的なゴツさを狙ったものか。

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袖口は絞り調整は付いていませんが、ライダースの用にファスナーで開く仕様です。

襟と袖口の内側には肌触りの良いメッシュ生地が貼られており着心地が良いです。

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背中のカットもデニムジャケットを彷彿とさせるデザイン。


さて生地については、販売ページには何も記載が無いのですが

上記の紹介ページには

Materials:

・Body: Schoeller® 4-way stretch softshell
・Hood: Ultralight Ripstop
・Pockets: Brushed mesh

と記載されておりまして、COLD FUSION系のコレコレとよく似た生地が使用されています。

感触で比較するとちょっと薄いかな?という気がしないでもないのですが

触り比べても正直良く分からないという程度の違いなので、同じ生地かもしれません。

柔らかく伸びが良い着心地の良い生地で、表面はスムーズでマットな仕上がりですが

角度によっては抑制された艶が浮いて美しく、裏側は薄く起毛されています。

私がこのジャケットに手を出した理由は、この素材表記が100%でした(笑

昨今ではクラシックな部類の素材になりましたが、この着心地が好きなんですよねぇ。

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背面の襟の下部分にはメッシュ生地のポケットがありまして

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先程の素材表記で Ultralight Ripstop と表記されている通りの

非常に薄く柔らかい素材で出来た、ウインドレイヤー的なフードが入っていました。

簡易的な感じですが、顔の周りにはドローコードが入っており2箇のコードストップで

フィットを調整する事が出来ます。

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各サイズ毎なのか総数なのか分かりませんが、400着の限定生産らしく

写真ではモザイクを掛けていますが通しのナンバーが入っていました。

こういうプレミア感を出した商品が叩き売りされていると、何やら物悲しさが漂いますね...

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表側の裾部分に付けられたブランドラベル。

"STITCHED IN THE STATES"という強い拘りは登録商標にもなっているのでしょうか。


ラベルの周囲に施されているのは Reboot 後の AXIOS 製品ラインで多用されていた

Flatlock seams と呼ばれる段差が少ない縫製方法の縫い目。

AXIOSシリーズの外観上の特徴でもありましたが、最近リリースされた製品には

採用が見られなくなってきています。

着心地の向上という機能的な面でのメリットは間違いが無いのですが

実は私もこの悪目立ちする外観が好きになれず、AXIOSラインには触手が伸びませんでした。

今回のジャケットに関しては素材色が黒で統一されているのであまり気にならないのですが

わざと糸の色を変えてこの縫い目をアピールさせている製品が主流でしたので

それまでのBEYONDのイメージからすると、ちょっと子供っぽい印象を受けたのです。


5.11の傘下企業となりデザインや販売手法が変化して購入し易くなった面もありますが

同時に何やら敷居の高かった独特のプレミア感が薄れた事も否定できません。

実際の製品を見れば出来は相変わらず丁寧で素晴らしく、良い素材の使用と相まって

高目の価格設定に見合った商品だと思うのですが、残念ながら販売の手法が

商品と上手く噛み合っていない様に感じられます。

良い物が安く買えるのは購入者からすれば大変結構な事ではあるのですが

今回の様な叩き売りは企業にとっても決して良い事ではないと思うので心配になります。

良い製品を供給するメーカーとして今後も存続して頂きたいと願う立場と致しましては

少なくとも今回のジャケットについては、もう少し対価を支払っても大丈夫ですよ?と

お伝えしたい所です(笑

 

2016/09/12

PCU LEVEL 5 MILITARY PANT

同型で色が ALPHA GREEN のGEN2 LEVEL 5 PANTS の過去記事は → こちら。


相変わらず AOR1&2 の装備品は全般に高値な状況が続いておりまして

「安くて良い物」が軍放出品の良い所だと思っております私には

最近はご縁が無かったのでありますが、指をくわえて見ている私を哀れに思ったのか

気まぐれな出会いの神様が手頃な出物を寄こしてくれました。

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AOR2(NWU TYPE III)のPCU LEVEL5 パンツです。

造りは ALPHA GREEN の物から特に変わっていないみたいですね。

AOR2(NWU TYPE III)は米海軍が採用している迷彩の呼称で、この森林帯向けと

砂漠地帯向けのAOR1(NWU TYPE II)、そして海上迷彩のAOR0(NWU TYPE I)が

存在しますが、最後の海上迷彩については最近廃止が決まったとの報道がありました。

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左からWOODLAND MARPAT、AOR2、そしてBHI の DM 3 Desert Digital(AOR1?)。

AOR2は砂漠向けのAOR1に対して、森林地帯を担う迷彩柄であります。

最近 OCP (≒ MULTICAM)で迷彩を統一した米陸軍に対し、海軍はこの2種のうち

当面は AOR2 をメインの迷彩として運用していくという事の様です。


過去の森林迷彩(WOODLAND)は、MARPATの様に茶色をベースに持っていましたが

AOR2は構成色に茶色が含まれておらず、鮮やかな緑系の迷彩柄になっています。

これは一説によると今までの欧州大陸よりずっと南方の植栽に合わせているというお話

でございまして、昨今の情勢を鑑みますとなるほど納得出来てしまうのであります。

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トップを留める2個のホックや、フロントのダブルスライダー付きのコイル式ファスナー等も

ALPHA GREEN から変わってはいないようです。

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サイドから見た立体的なデザインにも特に変化は感じられません。


何というか、このAOR2という迷彩は縦型と申しますか

迷彩模様が上下方向に流れている様に見えるので、もの珍しい感じがします。

じゃあ他の迷彩は横型なのかと言われると返答に困るのですが(笑

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今回安かったのは中古だからという理由もあります。

ラベルのヤレ具合やファスナータブの剥げ具合からそこそこ穿かれた物と推察しますが

その他の生地や縫製に使用感やダメージは感じられず、薄く柔らかい生地から受ける

脆弱そうな印象とは裏腹に、高い耐久性があるみたいです。

みたいです、なんて他人事な言い方なのは

実は ALPHA GREEN のパンツの方もまだ穿いた事が無いんですね。

いろいろ消費に優先順位を付けて回していると、どうしても後回し後回しに...

新品の場合「ちょっと試し穿き」というのが心理的にやり辛い面があったりしますので

多分こちらの中古の方を先に穿く事になりそうです。




***** 追記 *****

後からよく見ると契約年度が2010年になっていて、これは結構前だなぁと思う訳です。

何となく AOR 系の PCU は全て Block 2 だと勝手に思い込んでいたのですが

SOLDIER SYSTEMS の2012年の記事 を改めて見ると、Block 2 の LEVEL5 パンツは

Crye のコンバットパンツの様な小ポケットが追加されていて、仕様が異なっている模様。

という訳で Block 1 の時点で既に AOR系の迷彩は発注されていたんですね。

色々画像を漁ってみましたが、SOLDIER SYSTEMS の記事以外で

Block 2 の L5 パンツと思われる写真を見つける事は出来ませんでした。

eBay の出物も、改めて眺めると2010~2011年の Block 1 ばかりです。

Block 2 から登場の LEVEL 3A や3B についてはちらほらと出物が出てきていますが

それ以外の Block 2 については、今のところ市場にはあまり出てきていない様です。

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2016/09/03

LABOR DAY SALE

Beyond_labor_day_sale

Beyond Clothing が LABOR DAY SALE を9/6まで実施中。

物によってはかなり安くなっているのが有りますね。






**** 9/7 追記 ****

SALE 期間が9日まで延長されてます。

Extended

売れ行きが思わしくないのかな...





2016/08/23

Chuck Yeager なパッチ遊び その1

アメリカ空軍の試験機 X-1で人類初の超音速飛行を行った、Chuck Yeager 氏。

映画「ライトスタッフ」では同氏をサム・シェパードが演じ、脚色はされてはいるものの

The_right_stuff

未知の領域へ危険を顧みず挑戦を続ける「漢の世界」を描き、好き者達を魅了しました。

私は高校生の頃に学校の行事でこの映画を観に行きまして(今となっては驚きますが

当時は文部省推薦の様な指定を受けていたんですよこの映画!)、何の予備知識も無く

ストーリーがいまひとつ理解できないまま観たせいか、格好良いとは思ったものの

やたら長い映画だなあと辟易した方が強かった憶えがあります。

その後テレビ放映やレンタルビデオなどでも観てはおりましたが

ちゃんと観直してその魅力に嵌ったのはDVDを購入してからだと思います。

最近では製作30周年記念版のブルーレイも購入しまして、今でも時々楽しんでおります。

そんな訳で私の場合、実在の Chuck Yeager 氏というよりも映画の配役的ではあるのですが

せっかくMA-1やL-2Bが沢山あるので Yeager 仕様を作りたいなという流れになりまして

以前からこんな事をして遊んでいるのでありました。



さて縫い付けられているベルクロがパッチの形に切り抜かれているので

後付けするにもパッチ構成を考えるのが大変だと愚痴をこぼしていたCWU-36/P

Cwu36p_1980_alpha_industries_1_2

暑くなってくるとやる気が減退して ”パッチ遊び” に興じ始めるのは例年の事なのですが

今年は前述のライトスタッフ観賞から再度 Yeager 氏について検索しておりまして

つらつらと写真を眺めておりましたら、なにやら良さそうな写真を発見。

Yeager_and_b2_1

退役後なのか分かりませんが、AFSC(Air Force Systems Command)所属時の写真らしく

背後のB-2も格好良いですが、見慣れないパッチの構成に興味を引かれました。

(ちなみにAFSCは1992年にAFLC(Air Force Logistics Command)と合併し

AFMC(Air Force Materiel Command)へ改編されて消滅しています)

Yeager_and_b2_2_2

この写真だけだと良く分からないのですが、このパッチ構成で以前リアルマッコイさんが

レプリカ CWU を販売しておりまして、そちらの写真のおかげで特定する事が出来ました。

上述のCWUのベルクロ形状にピッタリな事が分かり、俄然やる気に(笑

しかしいざ探してみるとなかなか見つからないもので、結局揃うまで数ヶ月を要する事に。


Yeager_pattern_1

という訳でこんな按配となりました。

出来るだけ実物ぽいものを探しましたが、実際に実物かどうかは「神のみぞ知る」です。

パッチ遊び用ですので、使いまわしが出来る様に肩の階級章縫いつけは割愛しています。

Yeager_pattern_2

右肩の TEST OPS のパッチは検索しても今ひとつ素性が分かりませんでした。

地表から飛行機雲を引きながら急上昇する航空機が描かれており、テストパイロットらしい

絵柄でなかなか格好の良いパッチです。

Yeager_pattern_3

ネームタグは既存品なのでお名前は別の方ですが、同じマスターパイロット章で

配置とカラーは似た物を確保。

それっぽく飾りたいだけなのでこれはこれで良しとして、ゆる~い概念で楽しみます。


そして左肩には”聖地”エドワーズ空軍基地の "AD INEXPLORATA" パッチ。

この図柄については、こちらのサイトこちら を見て頂くのが良いと思います。

"AD INEXPLORATA" は、ラテン語で「未知の世界へ挑む」的な意味合いみたいですね。

映画ライトスタッフでもサム・シェパードの着るフライトスーツに縫い付けられていました。

有名なパッチだと思うのですが、レプリカも含めて入手性は良くありませんね。

レプリカで良いので大きい4インチ版も欲しいのですが...。

現行品は色合いや文字色が変わっていたりするので、これがまた悩みどころであります。



パッチ遊びはあまり突き詰めていくと苦しくなるばかりなので、適度に楽しむのが肝要。

とか言いつつタイトルがその1って事は...そう、このネタ続くんですってよ奥様!(笑




2016/07/19

WINTERLAND COVERALL - JACKET

前回に続きまたも英軍物ですが、今回はフライトジャケットです。

出品時の説明では現行品という事でしたが、英軍の装備にはとんと疎くて...。

どうやらこのジャケットの他にサスペンダー付きのパンツがセットになる仕様みたいです。

Winterland_coverall_jacket_1

うん、この着丈の短さはフライトジャケットらしくて良いですね!

説明文ではGORE-TEXと表記されていましたが、商標としてのGORE-TEXではなく

透湿防水素材を使用しているという意味だと思います。


検索していたら出てきた
プレゼン資料 によると、Eurofighter Typhoon用の装備品の一つで

軽量な寒冷気候向け搭乗服という位置付けの様です。

GORE-TEXのフライト衣料といえば米軍のMCPS を思い出しますが、あちらは難燃素材。

記述が無いので不明ですが、こちらは多分難燃ではない普通の透湿防水素材だと思います。

それはMCPSの難燃GORE-TEXが厚手でがっしりとした重い生地だったのに対して

こちらはECWCSのパーカー等で使用される標準的な3レイヤー生地と同様と感じるからです。

狙い通りに軽量で軽快な着心地で、フライトジャケットを着ている感じはあまりしません。


サイズ表記は3Bとなっており、着た感じ身幅は米軍のXSで着丈はREGULARという感じ。

見た通り細目でウエストもシェイプしたデザインになっており、かなりタイトなフィット感。

このサイズだと私の場合インナーに保温層を着るのは難しそうです。

英軍のサイズ表記は"身長/胸囲"の表記が分かりやすくて好きだと思っていたのですが

こちらのサイズ表記については、どういう規則性によるものなのかどうもよく分かりません。

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内側はさらさらとした肌触りの良い生地で全面的にライニングが張られており

透湿防水生地の裏側を見ることは出来ませんでした。

寒冷気候用ですが中綿等の保温材は入っておらずシェルの機能に徹しています。

フロントファスナーはメーカー不明のコイル式。ファスナーを覆うフラップはベルクロ留め。

裾にはドローコードが通されており、ファスナー横の取り出し口に付いている

コードストッパーで調整する事が出来ます。

袖先はベルクロによる調整のみとなっています。

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背中の腰部分にはこの様な目立たないポケットが付けられています。

地図とか識別証(BLOOD CHIT)等を入れておく為のものでしょうか。

真冬は使い捨てカイロなんかを入れておくのにも良さそうな位置ですが(笑

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前面腰部分にフラップ付きでファスナー開閉のポケットが二つ。

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左袖の肩部分にはペンポケット?が付いています。

このクッション材入りペンポケットは見慣れぬ造りですが、英軍独特の仕様なのでしょうか。

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肩には片方がベルクロで留められたエポレットが設けられています。

階級章用でしょうかね。

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背中の脇下から上部分は大きなポケットになっていて、中にフードが収納されています。

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ファスナーによる開口部は襟の付け根にあり、フラップで隠されています。

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取り出したフードは大型でしっかりした造りのもの。

こちらのフードには裏地が付いていないので、透湿防水素材らしい生地裏の風合いと

縫い目に施された浸透防止のシームテープを見ることが出来ます。


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左右にフラップ状になっている部分を重ね会わせる様にベルクロで留めてやると

しっかりと頭部をカバーする事が出来ます。

本体と同色ではなく何故黒なのか分かりませんが、色的にもバラグラバ感は高いですね(笑

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ラベルは付いているのですが、品名とサイズ以外はあまり情報が無くて...(困


RFD BEAUFORT というのは、英国のリバプール対岸に本社を置く survitec group という

船舶や航空機に備える救難用品や装備品メーカーのブランドのひとつみたいですね。

英空軍の装備品関係では割とよく出てくるメーカーの様です。

日本にもアール・エフ・ディ・ジャパン という海上救命機器のメーカーを展開しています。





2016/07/10

JACKET, Black, Field

過去のイギリス軍物シリーズ・SMOCK系記事。

SAS SNIPER SMOCK

Arktis B110 Basic Smock D-DPM

Arktis B221 Kommando Parka DPM

SMOCK, COMBAT, WINDPROOF, MTP(PCS)

SMOCK,LIGHTWEIGHT,THERMAL,(PCS) Light Olive


EU離脱で揺れる英国。

別にポンド安を狙った訳では無いのですが、こんな時不思議と出物と巡り会う幸せ。

Jacket_black_field_1

相変わらず濃色の服は写真が見辛くて申し訳ありません(汗

SAS DOG HANDLER SMOCK とかいう名称で出回っている黒いSMOCK。

実際にSASや軍用犬/警察犬の調教師が着ている物なのか私には分かりませんでした。

ラベルの品名はタイトルの通りで”JACKET, Black, Field”となっております。

SASは黒いアサルトスーツのイメージが強いですから

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黒といえばSASと安易に冠されてしまう傾向がありますので

この手の売り言葉はあまり当てにしない方が良さそうですね。

過去の記事で扱った軍用SMOCKには無かったエポレットが肩に設けられているのと

逆に軍用にはあった中央フラップ上のランクタブが付いていなかったりするので

LE(警察等の法執行機関)向けとして後者の警察犬調教師用という方が無難な線かも。

基本的デザインについては、英陸軍のS95(Soldier 95)と呼ばれている

現行PCS(Personal Clothing System)の一つ前の仕様に準拠しているみたいですが。

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サイズは170/88(身長170cm/胸囲88cm)となっており数字的には小さ目でありますが

MTPのスモック同様実寸は大きめなので、中に保温層を着なければ緩めのフィットです。

素材は表記がありませんが化繊混と思われるリップストップのやや厚目生地で

表面には撥水加工が施されています。

あまりシャカシャカしないしっとりとした感触の生地ですね。

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フードは例の如く英国流で縁に針金入り。

開口部を絞るドローコードが付いていますが、フードの大きさを調整するアジャスターは無く

巻いて収納する為のストラップ類も付いていませんでした。

フードのドローコードに付いているコードロックは2個を連結出来る仕様になっており

繋げると帽子のあご紐を締める時の様な動作でフードを絞る事が出来る様になります。

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ポケットは前面に外貼りのマチ付き大型ポケットが胸部と腰部に2個づつで4個。

ジッパー開閉のナポレオンポケットが胸部に2個で計6個、袖には付いていません。

ナポレオンポケットは内袋が胸部全体の大きいもので、中にペンポケットが備わっています。

胸ポケットの上には無線等のコードを通す為と思われるループが付けられています。

また胸ポケットのフラップ内側には、内容物の紛失防止に紐で結び付けておく為の

ループになる様に等間隔で縫い付けられたコードが付いています。

Smock_combat_windproof_mtppcs_9

すみません、以前のMTPの記事の写真に同じ物が写っていました。

あの時はこの存在に気が付いておりませんでした。

Arktisの製品では同じ目的でD環が付けられていましたね。

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袖先はシンプルにベルクロによる調整のみとなっています。

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腰部分にはドローコードがあり絞る事が出来ます。

ドローコードは3分割されており、腰の左右内側にこの様に紐が引き出されています。

...まあ縛れば良いんですけどね、今時コードロックぐらい付けてくれても良いのに。

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フロントのファスナーは樹脂製のダブルスライダー付き、メーカーは分かりません。

裾はゴム入りのドローコードが入っており、こちらはちゃんとコードロックが付いています。

ファスナーを覆うフラップはベルクロ留め。

私はこのベルクロ留めのフラップだけは、どうにも好きになれません。

脱ぐときに毎度バリバリやかましいですし、外したと思ってたらまた勝手にくっついていたり

中の服や別のベルクロに引っ付いたりと、ボタンでは有り得ない間抜けな目に会わされます。

ポケットのフラップはボタンなのですから、ここもボタンで良いと思うんですけどねえ。



近頃黒の服は避けていたのですが、このSMOCKに関しては押さえておきたいというか

自分で否定しておいて何ですけれども、「気分はSAS」的な小道具としてはやはり魅力的で

ガスマスクを被る訳にはいきませんが(笑、早くも今年の冬が楽しみなのであります。








2016/06/26

13 HOURS

13

劇場公開無しでブルーレイ/DVDの国内発売が9/7に決まったみたいです。

13時間 ベンガジの秘密の兵士 ブルーレイ+DVD+ボーナスブルーレイ(3枚組セット)

ボーダーライン よりも先に発売されるのは嬉しいですね。





2016/06/13

JACKET,MAN'S,COTTON SATEEN,OLIVE GREEN SHADE NO.107

近頃更新が月一度しか出来なくてスミマセン。

ちょこちょこ色々と試してはいるのですが、記事を書きたくなる様な品物には出会えず

今ひとつ消化不良な感じが続いております。

最近は米軍の衣類関係もあまり動きが無くて、新ネタに乏しいというのも大きいですが

SEALS人気でPCUも最新のAOR迷彩系はもの凄く高騰していて、手が出ないというのが

正直なところです。



そんな訳で最近はまた手頃な価格の古めの物へと関心が向いていたり...

先シーズンのG-1祭りもそんな流れの中でのマイブームでしたね。


Utility shirts  3rd model?

Utirity_shirt_3rd_1

ユーティリティシャツについてはこちらのMASHさんの特集を御覧ください。

基本的に暑がりな私は、服装を最高気温に合わせて選択しております。

なので本格的に春が来ると早々に半袖へと移行してしまいまして

その為この手の羽織物を活用する期間が短く、枚数は持っておりません。

このユーティリティシャツを入手したのも、TACの4inchパッチが目当てでありまして

パッチ単体で買うよりも安かったものですから、必要になったら剥がして使おうという

素材扱いという失礼を致しておりました。

でも届いて着てみたら気軽に着易いし格好も良いので、これはこのまま!と方針転換。

Utirity_shirt_3rd_2

契約発注品ではなく、売店での販売品でしょうかね。

モデル的に上記MASHさんの分類では筒袖 3rdモデルに当てはまると思いますが

ボタンはグリーンではなく茶色の平ボタンが付けられています。

着用感はありますが、適度なヤレ感でスレホツレ等の痛みも無くタグも綺麗なままです。

このシャツのおかげで羽織物としてはジャングルファティーグより着易いかなあ?と

ユーティリティシャツの印象がUPしたのですが、まあやはり着る機会自体は少なくて

その後もマイブームというところまでは至っておりません。





Utility shirts  1st model

Utirity_shirt_1st_1

Utirity_shirt_1st_2

"PATTERN DATED 27 FEBRUARY 1947"

MASHさんの分類的には筒袖 1st model(初期)にあたるものと思います。

ただ見ての通りで袖先は筒袖ではなくボタン式になっていたり

その他肩部分へのポケット追加などカスタムされた1着となっております。

入手時はガッチリと糊付けされていて、その糊が粉を吹いた様に白く浮き上がって

かなり残念な見た目になっていたのですが、お湯の洗濯で糊を落としてみたところ

あまり当たりも出ていない綺麗な生地が下から現れてくれました。

階級章やARMY章のくたびれ具合からすると本体生地がやけに綺麗な気もするのですが

糊付けって生地の保護にもなるんでしょうかね。

Utirity_shirt_1st_4

右肩に追加された貼りポケット。フラップは無く上の開口部は開けっ放しですので

野戦向きでは無いですね。メモ帳などを入れておくのにはちょうどよいかも。

生地は本体と同生地が使われていて違和感も無く丁寧な仕上がりです。

Utirity_shirt_1st_3

左肩にも同じポケットが追加されていますが、こちらは縦3分割する縫製が入れられていて

更に上部へガイドが追加されておりペンポケットになっています。

ショルダーパッチは米陸軍の第一軍団と呼ばれる、環太平洋地域を管轄する司令部部隊

のパッチで、白黒の2色ですがこれでフルカラーのパッチとなります。

ポケットには特技兵のパッチが縫い付けられていますが、これは女性用の階級章ですね。

着てみた時にウエストもカスタムされているのかな?と感じるぐらい細かったのですが

なるほど。

Utirity_shirt_1st_5

袖先の改造も違和感はありません。

ボタンは前合わせのボタンと同色の物が使用されていますが

同じ物ではなく溝の無いやや小さめのボタンが使用されていました。

ボタンホールの縫い方がちょっと特徴的。



1stモデルは前合わせのボタンが2nd以降の5個に対し6個とひとつ多く

第1と第2ボタンの間隔がその他よりも広くなっていて、襟が大きく開く仕様となっています。

このシャツは第1ボタンが取り外されていました(取れてしまったのではなく、糸まで綺麗に

取り去られています)が、女性が着ていたという事であれば納得なのでありました。







2016/05/04

Sicario

先月、久しぶりに映画館へ映画を観に行きました。

邦題は「ボーダーライン」、メキシコと米国の麻薬戦争を描いた映画です。

記事にするのが遅かったので、もう公開が終わっている所も多いみたいですね。

私も公開に気付いた時には終了が迫っていたので、慌てて観に行きました。


主役は Edge of Tomorrow (邦題 オール・ユー・ニード・イズ・キル)のエミリー・ブラント。

なのですが、公式の Instagram を見ても 何かベニチオ・デル・トロ 祭りになっておりまして

その存在感ですっかり主役を食ってしまった感があります。

映画の内容的にもエミリー・ブラントの役どころは観客と視点を共有する無力な存在で

ただ振り回され打ちのめされ突き放されて終わりという理不尽な目に会わされるのは

観客もまた同じなのであります。

映画館で観なければ、という映画では無いと思いますので

見逃された方はレンタルが始まった際には是非ご覧になってみて下さい。

実話ベースではありませんが、なかなかに重い映画です。




テーマ的にはシュワルツェネッガーの「サボタージュ」も近い内容なんですけれど

アレは何であんな風になっちゃいましたかねぇ...。








そういえば思い出しましたが、こちらも日本での公開が音沙汰無しですね。


公式サイト

うーん、興行はまあ、あまり期待できないのかもしれませんが

マイケル・ベイですからねえ、なんとかひとつ...。





2016/04/13

部屋とG-1と私

G1
      1980's?         1968           1975


サンプルが増えました。

右端は 先日の BRILL BROS製 1975年度契約品

真ん中が黒い織ラベル付きの1968年度契約品で、やはりBRILL BROS製のMIL-J-7823D。

左端はラベルが無いので素性不明ですが、素材や作りから見て官給品と思われるG-1。

品質があまり良ろしくないリブが付いているので、MA-1での経験に比して推察するに

多分1980年代の納入品ではないかなあ、と思っております。

何と4桁で入手した真ん中の1968年度契約品は、本体の程度はすこぶる良いものの

価格に見合う難点として袖リブは1㎝程度残して消失、裾リブも穴だらけだったので

久しぶりに IZUMIYA さんにお願いしてリブの全交換をして頂いた物です。

相変わらず仕上がりは素晴らしいもので、これぞという1着の際には本当に頼りになりますね。


さてサンプルとして着比べてみてどうなのか。

季節が進んでしまい、それぞれ着込むという程には着る事が出来ていないのですが

それ以前に何と言うかこの3着、それぞれ全く革が違うんですねえ。

革の固さで言えば明確に 1975 > 1968 > 1980's の順番です。


写真で見て頂いても分かると思うのですが、1975は脱いだ後も袖が立体的なままです。

もちろん胴部分も固いので(ポケットのフラップはメモの下敷きとして使えそうなほど固いです)

いわゆる「立つ」系の革ジャケットであります。

着心地もそのままで、ミシミシギシギシと締め付けられるかの様な拘束感は

自分が革ジャンを着ている事を常に意識させられ、御す手強さをたっぷりと味わえます。


1968は1975とは全く方向が異なる柔らかい革ですが、しっかりとした剛性の柔らかさであって

脆弱な柔らかさでは無く、しっとりと包み込まれるような着心地です。

表面のシボは3着の中で一番きめが細かく、これがいわゆるゴートスキンなのでしょうね。

襟のボアもアクリルではなく天然のムートンの様です。


1980'sは1968よりも更に柔らかく、ちょっとペラっぽい感触の革になります。

実際に革が薄い訳では無さそうなので、薄く感じてしまう柔らかさと言うべきか。

シボは1975と1968のちょうど中間ぐらいのきめ細かさで、革の見識に乏しい私には

これがゴートなのか加工牛革なのか、判別が付けられません。

薄く感じると言うと悪い印象に取られがちですが、私はこの革が嫌いではありません。

真冬はともかく、やや気温が上がり始める時期にウインドブレーカー的に着る場合など

ヘビーな革に比べると動きやすく軽やかな着心地で、着分けるのに重宝します。

リブの質があまり良くないと書きましたが、ムラの多い毛糸で粗く編まれている感じで

元々のテンションも低く、スチームをかけてもあまり引き締まりません。

また毛糸の太さにムラがあるので、細いところは着用すると自然に切れてしまうらしく

虫食いではない小さな穴があちこちに出来ていて、これが元々低いリブのテンションを

更に下げてしまう要因になっています。

編みが緩いリブは網目が崩れやすくてリペアも綺麗に仕上げるのが難しいです。

この手の弱いリブは同年代のMA-1の8279Fなどでも見られたもので

お手入れでどうにか出来るレベルではなく、引き当てるとかなりガッカリします。

しかしこのG-1では革が柔らかいおかげで、このリブでも何とか機能を果たしています。



ナイロンと違い使用される素材の質がマチマチで仕上がりもそれに左右される革ジャケット。

同じ契約内の製品でも個体差が結構あるのでしょうね...。

追い始めるとキリが無さそうな、深淵の縁を覗いている様な気分です(怖


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